2018年04月24日

ミラノの建築 その2

昨日まで、1週間ミラノ滞在しました
オフの時間を利用して2つの建物の見学をしました。


聖フランチェスコ教会

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ハリボテ?いろんな見方ができると思いますが、うーん?どうでしょうか?


ガララテーゼの集合住宅

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2017年04月10日

ミラノの建築

仕事でミラノに1週間ほど滞在しました。

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パリのドゴール空港。(ここで乗換ミラノへ)



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ミラノサローネの会場。



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宿泊したミラノのホテルのそばにあったジオ・ポンティーのピレリ・ビル。美しい建築でした。



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Porta Nuova再開発地区に建つ高層マンションBosco Verticale。パースを見ているような現実感のない建物でした。同地区にはシーザ・ペリの高層建築等もありました。この地域の再開発の過程をよく知らないのですが、ミラノの他の地域とは明らかに表情が異なる異様な風景でした。これらの現代建築とは違い、既存の建築を改修し続け、用途を変え、上下左右に迷路の様につながるミラノの町中の店舗などはとても魅力的でした。



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ミラノでよく見かける中庭の窓際の鉢植えの緑。



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2年ぶりに訪れたドゥオーモ。
今回はこの建物を観察するために例のライカの双眼鏡を持ち出しました。
肉眼で見る事のできないおびただしい数の外壁の彫刻や、細部のディティール
が美しく衝撃的でした。以前私のブログに、日本の古建築、中でも仏像を見るときに
双眼鏡が必須と書きましたがこれは、ドゥオーモでも同じでした。



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ドゥオーモの広場につながるアーケードのデザイン。
屋根からの水を利用するデザインです。ものすごい発想。この造形がドゥオモの
そばで展開されていることにも驚きます。



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新婚旅行以来、24年振りに見たミケランジェロのピエタ。

2年前にもスフォルチェスコ城を訪れましたが、このときは時間がなく
見る事ができなかったのですが、今回はゆっくり見る事ができました。
何とも言えず美しい彫刻でした。



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ヴェラスカの塔。
ドゥオモの屋上からこの建物が見えていましたが今回は建物の足元まで歩いてみました。
細部のディティールが省かれている貧相な表情の建物ではないだろうとか?と思っていましたが、近づいて見るヴェラスカも、素敵な建築でした。


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2017年02月20日

流政之(Nagare Studio)

流スタジオを訪問する機会を得、
瀬戸内海を見渡す事のできる高台にある
赤いレンガのスタジオを訪問しました。


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建物の内外に配置された作品を見学させていただいた後
上階にある先生の部屋に通していただき、流先生にご挨拶することもできました。
先生は1923年のお生まれ、穏やかな表情でジョークを交えながら話されていましたが、
目の奥の力を感じる美しい眼差しを持つ方でした。

建築空間も流先生ご自信が設計されたもので、回遊しながら見る内外の展示空間は
とても美しく、短い時間でしたがとても心地よい良い時間を経験することができました。


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2017年02月05日

頭塔(ずとう)


これはなんだろう?


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日本の他の建造物にはない独特の造形。
解説書を読むまで、これがどういう用途や目的を持った建造物であるかわかりませんでした.

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沖縄県や石組の文化に特徴のある地域に建てられているのではなく、
奈良東大寺の南大門の南1キロの位置に築かれています。
古文書の記録では767年に東大寺の僧が築いた土塔で、
その役割は五重塔と同じように仏舎利を納める仏塔と考えられているそうです。


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「第1、3、5、7の奇数段4面に各11基ずつ、
総数44の石仏が配置されていたと解説されています。」
復元整備は1991年から本格的に整備されたそうですが、
ただ単に全体を復元するのではなく、
1/2の山林部分を保存した復元の方法が
とても面白いと思いました。

下にプランを貼り付けますが、ピラミッド状の構成であることがわかります。
構成が本当に面白いです。
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2015年01月07日

河畔の家


あけましておめでとうございます。

2年前、旧吉野川のほとりで設計させていただいた住宅をWORKSにアップしています。
しばらくの間HPを更新していませんが、少しずつWORKSに住宅を加えて参ります。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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2014年09月22日

もうすぐお引越し

昨日は、竣工したばかりのお宅にお邪魔しました。

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植栽工事も無事終了し、あとは引越しを待つばかりです。
大きく開いた窓にちょこんと座る息子さんの後ろ姿があまりにも可愛らしくて、
思わずシャッターを切りました。
これから始まる新しい生活。きっと素敵に住みこなしてくださることと思います。
私たちも楽しみです。

mi

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2012年03月26日

奈良、唐招提寺 その2

唐招提寺の案内の方に教えてもらった、もう一つのこと。

金堂の軒下、四つの角の隅木の下をよく見ると、なにかちょこんと座っているものがあります。
これは「隅鬼」とよばれる彫り物。

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構造的に特に必要なものではなく、お守りのようなものだそうです。
西南の隅鬼だけは江戸時代のものですが、その他の三つは唐招提寺が出来た奈良時代からずっと座っているとのこと。
およそ1300年・・・。気が遠くなります。


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これは見せていただいた写真。
上が江戸時代の隅鬼、下が創建当時から座っている隅鬼だそうです。


案内の方によると、このような隅鬼は唐招提寺の金堂と法隆寺の五重塔にしかみられないそうです。
この間法隆寺に行った時には全然気づきませんでした。ちょっと残念です。


mi



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2012年03月19日

奈良、唐招提寺 その1


奈良に所用があったので、その帰りに唐招提寺に行ってきました。

唐招提寺も本当に久しぶりの見学です。

法隆寺より時代は少し新しいですが、それでも奈良時代、770〜780年頃の建立です。
正面に見える金堂は比較的簡素な造りながら、たいへん強い存在感と荘重な雰囲気を醸し出しています。

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こちらの講堂は唐招提寺伽藍の中でも最初に建立された建物。
鑑真和上がこの寺を開創するにあたり、平城宮の建物の古材を下賜され仏堂に改修したもので、平城宮唯一の宮殿建築の宮殿建築の遺構とのこと。


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この小さい経堂は唐招提寺が建立されるより以前にあった米倉を改造したもので、日本最古の校倉造りだそうです。



今回は先生がいらっしゃらないので、古建築の本とガイドが頼り。
子供たちと一緒に何度も行ったり来たりしていたからでしょうか、唐招提寺の案内の方がいろいろと面白いことを教えてくださいました。

ひとつは金堂の柱について。

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唐招提寺は平成12年からおよそ10年かけて解体修理されました。その際、外部側から見える柱・計28本のうち、一本だけ新しいものと取替えて組み立て直したそうです。もちろん、他の古い柱とできるだけ色や質感を近く仕上げてあり、ほとんど違いが判らないとのこと。「どれか当ててみてください。」と言われ、親子であれこれ言いながら楽しく探しました。


その柱がこれ。

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よく見るとどちらかが新しいのです。
この話はガイド等にもほとんど載っていないとのこと。

もし唐招提寺にお出かけの際は、確認してみてください。




もうひとつのお話はまた後日。


mi


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2012年03月02日

古建築を観る会・法隆寺

二月最後の日、武庫川女子大学生活環境学科主催の「古建築を観る会」で、奈良の法隆寺に行ってきました。

解説してくださったのは、かつて同大学で非常勤講師をされていた妻木靖延先生。妻木先生を講師に迎えた「古建築を観る会」はもう32回目。妻木先生のお話は建築環境研究所在籍時代に何回かお聞きしたのですが、この会に参加するのははじめてです。学生対象の見学会ということもあり、基礎的なことからじっくり時間をかけて教えてくださいました。


その中から豆知識をいくつか。


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中門越しに見る五重塔。
よく見ると、五重塔の一番上の層だけ、屋根の勾配が下の層より急になっています。これは徳川家光の時代、雨漏り対策で改築したとのこと。研究でこの事実が判った当時の新聞記事に「飛鳥美人に高島田」と紹介されたそうです。高島田というのは江戸時代の髪型。なるほど。


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西院の回廊。
一般的にはエンタシスの柱として有名ですが、厳密には「胴張り(どうばり)」と言い、全く別のものだそう。


こちらは有名な夢殿ですが、
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興味深いのは夢殿の奥にある伝法堂。
昭和初期の解体修理と調査により、住宅であることが判明したとのこと。
なんと、「現存する日本最古の木造住宅」だそうです。
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妻面の二重虹梁蟇股(にじゅうこうりょうかえるまた)がとても美しく、印象に残りました。
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教えていただいたことはまだまだ沢山。とてもでないけど書ききれません。


古建築については建築の勉強を始めた時から興味をもって観て歩いていましたが、年齢を重ねるごとにその素晴らしさに圧倒されます。
朝から閉門ぎりぎりまで。。。本当に幸せな時間でした。

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mi


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2009年11月12日

若人の広場

若人の広場 内部.gif

丹下健三さんによる設計の「若人の広場」を見学しました。
太平洋戦争で戦没した学徒のために作られた施設です。




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とても力強く、とても美しい建築でした



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現代の建築にはない、途方もない建築の重さと強さを感じる建築でした。
この思いは、恐らく、事前に知り得た建物の用途と建築自身の強さによるものだろうと思います。




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ただ、この建築は
震災により、傷つき
現在は使用されていません




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廃墟となった建物を目の前にして、この建物に求められた役割をこのまま終わらせてしまってもよいのだろうか?という思いが頭をよぎります





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2009年08月31日

達磨窯

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淡路島のカワラマン山田脩二さんが作られた達磨窯を訪ねました。
知人を通じ、所在地を教えていただき、窯を拝見させていただくことの承諾をいただいておりました。そっと拝見し、帰るつもりでした。
目的の達磨窯に到着し、道路から建物を見学していると、谷の法面の側から「ブワーン!、ギリン、ギリン」という草刈り機の音がだんだん近づいてきました。山田さんでした。怪しい物ではない旨を説明し、自己紹介をすると、草刈り機のエンジンを止めながら「こられることは聞いていました。あなたは下の名前がたしか剛さんでしたね。」と、声をかけていただきました。
急にお邪魔したにも関わらず、ご自宅にあげていただき、たくさんのお話を伺うことができました。
達磨窯周辺の空間は、その小屋組と瓦を焼くための道具類、積み重ねられた薪などが独特の風景を作り出していました。土っぽい、働くための空間は、山田さんが撮られるモノクロ写真の世界と同質の精神性を持つ空間に見えました。
山田さんは1939年生まれ、今年で70歳になられるそうです。私の仕事場のある西宮市の甲子園で生まれ育ったとおっしゃっていました。お話がすごく面白く、バイタリティーにあふれ、とてもお元気でした。次回は焼酎を持参する約束をし、山田さん宅を後にしました。
山田さんの達磨釜については住宅建築の2009年3月号に45ページに渡り詳しく書かれています。
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2009年02月27日

BARNについて

「構想ノート展」に出展した内容をWEBでご覧いただけるよう、
 再構成しました。BARNについてまとめています。よろしければ
http://go-yoshimoto.com/WORKS.htmのページをご覧下さい。
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2008年12月13日

構想ノート展

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日本橋の GALLERY かのこ という場所で「構想ノート展」という
名の展覧会があります。
4名の建築家と4名のアーティストがみかん箱サイズの箱の中で、構想の過程
を表現するという趣旨の展覧会です。

私も参加していますので。お近くの方はのぞいて見て下さい。
ギャラリーの場所はこちら
http://ami-kanoko.com/information/map.php
12月15日(月)から20(土)までです。





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2008年10月21日

BARN-3

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音堂15年 1 .jpg

日曜日、家族で「しあわせの村」という公園に遊びに出かけた帰り道、神戸にあるBARN-3を訪れました。前に訪ねてから、お邪魔するのは7年ぶりです。外からみる建物は道路側の樹木が生い茂り、とても豊かなファサードを形成していました。
中庭の緑もジャングル化し、竣工時には想像しなかった、別の質の心地よい環境となっていました。
室内も、住まい手の暮らしが蓄積され、濃密で豊かな環境に変化していました。
竣工後15年が過ぎますが、現在でもこの住宅は、住まい手の力により、変化し続けています。
急にお邪魔したにも関わらず、暖かく向かえていただき長居をしてしまいました。

この建物は、私が32才の時に設計させていただいた建物です。
BARNのネーミングには、「質素な素材をあるがままに使用した、素朴で単純な構成の小さな小屋」「理詰めで解いたザックリした建築」と言う意味が込められています。「ローコストでザックリとした、大らかな建築」を計画するとき、このBARNという手段を用いて計画を行っています。現在、甲子園でBARN-7という住宅が進行中です。


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2008年09月16日

石井修

石井先生 目神山の家2.jpg   .jpg"石井先生目神山.2-3jpg

石井修先生のご自宅の隣に設計された住宅を見学させていただきました。この建物は1976年の竣工。石井先生のご友人家族の為に設計された建物です。
10数年前、石井先生のご自宅を訪問させていただいたことがありますが、自邸が下がってアプローチするのに対し、この建物は上って玄関へアプロ―チします。隣り合う2軒の住宅の斜面への載せ方は絶妙。建物背面の屋根を土屋根とすることによる、様々な効果は秀逸です。以前、「目神山で住宅を設計しようとする我々若い設計者に対し、注意すべきことを1つだけ教えていただけますか?」と石井先生に質問を投げかけたことがあります。これに対し先生は「建物へのアプロ―チをできるだけ長くとるようにされるとよい」と、答えられました。
 どなたが書かれた文章だったかは忘れましたが、石井先生の設計する建物のことを指し「植物を植えるように、建物を植えている」と、表現されていました。私も同様に思います。昨年の9月12日に先生が逝ってから1年が経ちます。私にとって先生はとても重要な先達の一人でした。
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2008年01月31日

吉阪隆正

先週の水曜日、吉阪先生が設計された浦邸を訪問させていただきました。住宅建築の編集部で浦邸を取材するのでいらっしゃいませんか?と声をかけていただいての訪問です。10年ほど前にも見学させていただく機会があり、浦さんにお目にかかるのは2度目です。当日はU研究室ご出身の齋藤祐子さん(吉阪先生のお弟子さんで、「吉阪隆正の方法」<住まいの図書館出版局>という本を執筆されています)がお見えになっていて、浦さんご夫妻にインタビューをするという企画でした。 
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2008年01月29日

デザインコンペに入賞しました

「無石綿波形スレート」を使った建築デザインのコンペがありました。昨年設計した建物をこのコンペに応募しておりましたが、本日審査の発表があり、銀賞に入選することができました。審査委員長は日本建築家協会会長である仙田満さんです。とても光栄に思います。応募案をホームページにアップしています。

近畿スレート販売協同組合 http://www.kinki-slate-mc.com/
応募プレゼンテーションはこちら http://go-yoshimoto.com/WORKS.htm(吉本剛建築研究室)
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